2014年5月8日木曜日

Google AdWordsのMCCレベルでGoogle Apps Script(MCC Scripts)が使えるようになりました

以前からGoogle AdWordsでもGoogle Apps Scriptが使えるようにはなっています。AdWordsの視点からネーミングしているのかAdWords Scriptsという言い方をしていますがSpreadsheetなどGoogleプロダクト間の連携はGoogle Apps Scriptと同サービスと同じですし、コードの書き方も同じです。

MCCレベルでのスクリプトサービスMCC Scriptsは今年3月あたりからベータ提供されていましたが、正式にロールアウトされたようです。

http://searchengineland.com/google-adwords-scripts-mcc-accounts-ready-use-190774

レポーティング、入札、予算管理、ON/OFF管理、各種アラートなどができます。サンプルコードも豊富ですし、コーディングしない人のための完成コードまで準備されています。至れり尽くせりです。

MCC Scripts
https://developers.google.com/adwords/scripts/docs/features/mcc

いくつか制限もあるので注意です:


  1. MCC Scriptsは30分間しか実行できないので、どうしてもやることに制限ができてしまいます。ただし、executeInParallelで並行処理を行えば追加の30分、合計60分間は実行できます。最大のアカウント数は50までに制限されています。
  2. MCC Scriptsをそのままで使おうとすると、すべてのアカウントに同じ処理をするようになっていますが、現実的にはアカウント毎に違う設定があったり、異なる処理をすることになるかと思います。前述のexecuteInParallelも便利ですが、コールする際に変数をパスすることはできないので、Google Spreadsheetに別で設定情報を保有し、アカウント毎の処理に使う、というのがベストプラクティスのようです。
  3. OAuth2認証を使いますが、アカウント毎に250個のスクリプトが上限になります。そこまで使うことは少ないようにも思いますが、一応制限はあるということです。
  4. AdWords ExpressやAdWords for Videoのキャンペーンは対象外です。キャンペーン情報をコールする際、自動的にフィルターされるのでご注意ください。
若干の制限はありますが、ここまでできるようになったのはスゴいことだと思います。AdWords APIを使った本格的なシステムと、日々の運用支援を行うAdWords/MCC Scriptsベースのスクリプトをバランスよく使い分けるとよいかと思います。今後Googleからも、ユーザーからも、数多くのサンプルコードが出回ることと期待しています。

来る6月11-12日に毎年恒例のSMX Advanced Seattleに参加してきます。今年はこのAdWords/MCC Scriptsを取り上げたセッションもあることでしょう。少なくとも海外のPaid Search従事者がどの程度使いこなしているのかを調べてこようと考えています。

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