2012年9月27日木曜日

Marketing at Your Fingertips

"Turn the dial"

急に思い出したので書き記しておこうと思います。

前職(G社)に入社しした2007年。東京で業種別営業チームの統括をやっていたのですが、米国本社では業種カットでクライアントカンファレンスをやり始めていました。例えば旅行業種のクライアント担当者(担当者向け、CMO向けなども分けたりしている)を招き、一日かけて色んな課題共有、プレゼンテーション、情報交換をしたり、と。業種に特化した深い話ができるので内容が濃く満足度も高いし、クライアントの戦略もよく理解でき、課題解決の糸口が見えてくるので、そういう意味でもお互いメリットが大きいのです。色々な業種向けにやっているので日本から参加したクライアントも多いでしょう。

で、IT業界向けのクライアントカンファレンスがあるということで日本から参加しました。その際に某世界最大手IT企業のCMOのプレゼンテーションがいまだにとても印象に残っています。オンライン/オフラインマーケティングの多様性とその対応についての話題だったのですが、

"As a CMO, I want to be able to see all of our marketing stats in one single marketing dashboard, whether it be online or offline"
(CMOとしては、全てのマーケティングのデータを、オンライン、オフラインに限らず、一つのマーケティングダッシュボードで見たいんですよね)

"and ideally, I want to be able to look at those stats and "turn the dial", so to speak, if I want to shift budget or make particular tactic perform stronger"
(その上で、特定の施策を強めたり、予算を施策間でシフトするのを「(指先で)ダイヤルをひねる」感覚でできると理想なんですよね)

この時点でもすごいと思っていたのですが、

"Actually, we are in moving in this direction and we're doing a fairly good job at it"
(実際我々はこの方向に向かっているし、なかなかいい感じになっています。)

と聞いて、え、ある程度できてるんだ!と驚いたわけです。2007年ですからね。さすが米国トップ企業。権限のあるCMOが飛行機のコクピットのようなコンソールを目の前に、ダイヤルをひねってマーケティングの全体施策を微調整する姿を想像しました。

僕の中でホリスティック、統合マーケティング、ダッシュボード、マーケティングオートメーション、アトリビューションの夢が広がった瞬間でした。

同時にここをきちんとやらないと日本企業は国際競争で確実に負けるなとも思いました。

実際これに近い取り組みをしている事例は聞くようにはなりましたね。

昔、MicrosoftのBill Gatesが"Information at Your Fingertips"(全ての指先に情報を)というスローガンを掲げてましたね。僕は"Marketing at Your Fingertips"というのもそう遠くない未来に実現すると思っています。でも未来になってもデータを読み解き、判断し、実行するのはあくまでも人であるという点は変わらないと思います(言うまでもないか)。

1 件のコメント:

  1. It may be very onerous to mention once exactly ought to be pressured to cash your test.
    check cashing

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